三菱UFJ 証券、フィデッサ・ブルーボックスによる アルゴリズム執行サービス導入の第1 段階を完了

2008 年2 月20 日 東京・ロンドン発 –全金融資産取引対応のトレーディング・システムを運用会社
及び証券会社双方に提供する株式会社フィデッサ (本社英国ロンドン、日本支社東京都千代田区、チ
ーフ・エグゼクティブ: イアン・チルトン、以下フィデッサ)は本日、三菱UFJ 証券株式会社(以下、三菱
UFJ 証券)が、フィデッサのアルゴリズム取引プラットフォーム「フィデッサ・ブルーボックス」を用いたア
ルゴリズム執行サービス導入の第1 段階を無事に完了したことを発表しました。

2007 年に発売されたフィデッサ・ブルーボックスは、OMS(注文管理システム)と完全に統合されたア
ルゴリズム執行プラットフォームです。市場標準のアルゴリズム執行戦略モデルの使用に加え、付属
の戦略モデル開発ツールを使用することにより、証券会社独自の戦略モデルを容易に開発すること
ができます。また、レイテンシーを最小化した市場データの配信および執行市場への接続といった周
辺要素の統合を実現しており、アルゴリズム取引サービスに新規参入する証券会社に対し、費用対
効果の高い、短期構築が可能なソリューションを提供します。

三菱UFJ 証券の市場商品本部研究開発部長、新長義己氏は、「電子取引の拡大とトレーディング・テ
クノロジーの急速な発展に伴い、アルゴリズムエンジンの利用によって数多くの、より効果的な執行戦
略が存在しています。最高の執行サービスでこれらの執行戦略へのニーズに対応することが当社の
使命であり、アルゴリズム取引は顧客へのサービス提供において、必須の執行チャネルだと考えてい
ます」と述べています。

三菱UFJ 証券は、短期的にはヘッジファンドをはじめとする海外のバイサイド、中期的には国内の資
産運用会社からのアルゴリズム取引の発注需要拡大を見込んでいます。今回、アルゴリズム取引サ
ービスの第1 段階を完了したことにより、三菱UFJ 証券は、トレーダー仲介による執行サービスとし
て、TWAP(時間加重平均価格モデル)と空売り戦略、及びそれらの併用戦略を顧客に提供できます。
また、次の段階では、VWAP(出来高加重平均価格モデル)およびVolume-In-Line(ボリューム・イン
ラインモデル)等も順次追加される予定です。

また、新長氏は次のように続けます。「市場へ参入するまでの時間は、当社にとって非常に重要な要
素です。アルゴリズム執行機能を開発する上で問題となるのは、注文管理システムとのスムーズな連
携です。当社は、フィデッサ・ブルーボックスを採用することにより、システム間の連携に伴う問題を解
決し、プロジェクト始動から約3 カ月でアルゴリズム取引サービスの第1 段階を完了することができま
した。」

フィデッサのマーケティング統括部長 松原弘は、「2007 年初頭の発売以来、当社のアルゴリズム取
引プラットフォームは国内を含む世界中の有力証券会社に採用されています。市場での標準的アル
ゴリズムモデルを実装し、かつ顧客独自のモデルを迅速に開発できる環境を実現することで、ブルー
ボックスのユーザー企業は、ますます競争が激化する執行市場において、優位性を確保することがで
きます。三菱UFJ 証券が当社のブルーボックス導入により、アルゴリズム執行サービス導入の第一
段階を完了されたことを、大変喜ばしく思います」と述べています。

新長氏は、最後に「当社のアルゴリズム執行サービス提供はまだまだ初期段階ですが、現在、自動
取引機能の全般的な拡大に取り組んでおり、今後、当社独自の戦略モデルの開発を充実させていく
予定です。ブルーボックス・フレームワーク上では、既成の戦略の適用だけでなく、当社独自のアルゴ
リズムモデルを開発し、実装することが可能なため、当社ならではの執行付加価値サービスを顧客に
提供することができるものと考えています」とつけ加えています。

三菱UFJ 証券株式会社

三菱UFJ 証券は、三菱証券とUFJ つばさ証券の合併により発足しました。三菱UFJ フィナンシャル・
グループ(MUFG グループ)の中核証券会社として、有価証券の売買および引受、各種デリバティブ
取引、M&A や資産の証券化に関わるアドバイスなど、幅広い業務を展開しています。証券・投資銀行
業務のグローバル化を目指して、国内119 の営業拠点に加え、欧州、米州、アジアの主要な都市に
現地法人や駐在員事務所を配置し、国内外のお客さまにサービスを提供しています。

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